「ハァ、ハァ……。社長っ、今日の現場、階段100段超えですよ!」 「よか運動になるたい!ほら、気ば抜いたら塗料缶ば落とすばい。ようかかえとかんば!」
こんにちは。副島塗装三代目の副島一郎です。 長崎の町で塗装屋をやってると、こんなやり取りはよくあることです(笑)

長崎は「坂の町」。家の目の前まで車が入るお宅の方が珍しかですよね。お客様からお見積りのご依頼をいただく時、「うちは車が入らんけん、足場代が高くつくやろうか?」、「そもそもこげな狭か斜面で工事ばしてもらえると?」と、申し訳なさそうに聞かれることがよくあります。
今日は、長崎ならではの「坂道・階段地での塗装工事」の裏側と、費用についてホンネでお話しします。
車が入らない=「小運搬(しょううんぱん)」の壁
家の前にトラックが停められない場合、足場の部材も、重たい塗料の缶も全て職人が手作業で運ぶことになります。これを業界用語で「小運搬」と言います。
正直に言います。平地の現場に比べたら、職人の体力も時間も倍以上かかります。隣の家との間隔が人ひとり通れるかどうかの狭い場所では、足場を組むのにも特殊な技術と神経を使います。ですから、平地の家と全く同じ金額で出来るかと言われれば、どうしても「運搬費」や「特殊足場代」として少し追加費用をいただくことにはなります。
ばってん、問題は「その追加費用が、本当に適正な金額かどうか」なんです。
営業会社が「坂の上の家」を嫌がる理由
ここだけの話、効率ばかりを追い求める営業主体の会社や、長崎の土地勘が無い県外の業者は、坂の上の現場を嫌がります。
何故か?「面倒くさい」からです。
そういう業者は、下請けの職人に安い金額で丸投げして利益を出しています。だから、手間のかかる階段地の現場には、お客様から多額の「特殊作業費」や「運搬割増金」をふんだくって、ようやく引き受ける……というケースが少なくありません。
ひどい時は、「この立地では工事できません」と断られることすらあると聞きます。長崎の家を守る仕事なのに、そんな薄情な話があるかって、私は腹が立って仕方なかとです。

97年、長崎の坂と付き合ってきた職人直営店の「意地」
うちは創業97年の職人直営店です。じいちゃんの代から、リヤカーを引き、肩に足場材を担いで長崎中の坂道を登って来ました。
長崎の狭い敷地で、どうやったら安全で作業しやすい足場が組めるか⁈ どうやって運べば、一番効率よく、お客様への負担(費用)を少なく出来るか⁈ そのノウハウが、うちの職人たちには骨の髄まで浸み込んどります。
そして何より、うちは「営業マンの中間マージン」が一切ありません。 どうしてもかかってしまう小運搬の手間賃も、職人が流す汗の分だけ。不当な割増料金なんて一切いただきません。だから、結果的に営業会社を通すよりも、ずっと良心的な価格で高品質な工事が出来るとです。
どんな場所の家でも、見捨てるようなことはしません!
家がある限り、そこにはお客様の暮らしがあります。 車が入らないから、階段が多いからと言って、家が傷んで行くのを放っておくわけにはいきません。
「うちは坂の上だから、塗装は諦めとる……。」もしそんなふうに思っている方がいたら、どうかもう一度、副島一郎を呼んでください。
長崎の厳しい立地に建つ家ほど、潮風や雨風から家を守る「本物の塗装」が必要です。 どんなに階段がきつくても、喜んで登って行きますけん! 安心してお任せください。





