「副島さんのところと、大手の○○会社さん、どっちにしようか迷っとるとさね……」 相見積もりを取られたお客様から、ときどきこういうご相談を受けます。
こんにちは。副島塗装三代目の副島一郎です。 テレビCMをやっているような大きな会社さんや、立派なショールームがある営業会社さんは、確かに安心感があるかもしれません。
ばってん、外壁塗装において「会社の規模」と「塗装の品質」は、必ずしもイコールではないとです。 今日は、見積書の数字だけでは絶対に分からない「職人直営店」と「大手営業会社」の決定的な違いについて、裏表なくお話しします。
そのお金、本当に「あなたの家」のために使われていますか?
一番大きな違いは「お金の使われ方」です。
大手営業会社さんや塗装業者を紹介するポータルサイトの場合、莫大な広告宣伝費や、営業マンの歩合給、立派な店舗の維持費がかかっています。例えば仮に、お客様が支払った工事代が100万円としましょう。そのうち、実際に「塗料代」と「職人の手間賃(施工費)」として現場に下りて来るのは、ひどい時には半分程度……なんていう話も業界では珍しくありません。
一方、私たち「職人直営店」には、営業スタッフもいなければ、テレビCMも打っていません。 だからこそ、お客様からいただいた工事費用のほとんどを、そのまま「ワンランク上の長持ちする塗料」や「下地処理にかける職人の手間」に回すことができるんです。
「契約がゴール」の営業マン、「長持ちがゴール」の技能者
営業マンの仕事は「契約を取ること」です。契約が決まれば、あとは下請けの塗装業者に現場を丸投げしてしまうケースがほとんどです。
しかし、現場で手作業の品質を作り上げる私たち「塗装技能者」の仕事は、契約からが本番です。 「このひび割れは、念入りに補修しておかないと数年後に雨水が侵入するな」 「今日は長崎特有の湿った海風が強いから、乾燥時間を長めに取ろう」など こうした現場での細かな判断一つ一つが、10年後の家の寿命を決めます。私たち職人直営店にとってのゴールは、契約ではなく「長崎の過酷な環境から、お客様の家を長持ちさせること」なんです。
下請け職人には「ひと手間」をかける余裕がない!
「大手でも実際に塗装するのはプロの職人でしょ⁈」と思われるかもしれません。確かにその通りです。しかし問題は、「その職人さんが実力を100%出せる環境かどうか」です。
下請けとして仕事をする職人さんは、元請けの営業会社から厳しい「予算」と「工期」を決められています。「ここはもう一回下塗りをした方がよかとばってん……」と職人が現場で思っていても、決められた予算と日数の中では、見て見ぬふりをして規定通りに終わらせるしかない……。これが下請け構造の悲しい現実です。
職人直営店である私たちは、確かに工期を急がされることはありません。 社長である私自身が技能者ですから、「ここは家のために、もうひと手間かけた方がよか!」と判断したら、採算度外視で徹底的にやります。97年の長い歴史を背負って仕事をしているからです。
見積書を見比べる時のポイント
見積書が手元に何通かあるなら、金額だけでなく、「誰が責任を持って現場を管理し、誰が自分の家を塗ってくれるのか」をぜひ営業担当者に訊いてみてください。
もし少しでも、「本当にちゃんと塗ってくれるとやろか?」と不安を感じたら、副島一郎の顔を思い出してください。 長崎の家を守り続けて97年。口下手な職人の集まりですが、手仕事の品質と家への想いだけは、どこの大きな会社にも絶対負けません!





